山は周囲よりも高く盛り上がった地形や場所のことを指し、小高い場所を指す丘と区別が難しい場合があります。一般的には山より低いものを丘と表現しますが、必ずしもそうなるとは限りません。
世界にも山と呼ぶべきか丘と呼ぶべきか論争になる場所もあるくらいです。
それでは、世界一高い山と低い山について見ていきましょう。
目次
世界一高い山
世界一高い山はヒマラヤ山脈にある世界最高峰の山「エベレスト」です。覚えやすいけど間違えやすい名前で、エレベストと間違っている人もたまにいます。
世界一高い山ということで登頂に挑戦する人が注目されることもあり、学生でなくてもときどき名前を聞く山。
ヒマラヤ山脈には他にも高い山があり、多くの山がTOP10にランクインしています。ちなみに、TOP10は以下の表。
山名 | 高さ |
---|---|
エベレスト(チョモランマ) | 8848m |
K2(ゴドウィン・オースチン) | 8611m |
カンチェンジュンガ | 8586m |
ローツェ | 8516m |
マカルー | 8463m |
チョー・オユー | 8201m |
ダウラギリ | 8167m |
マナスル | 8163m |
ナンガ・パルバット | 8126m |
アンナプルナ | 8091m |
2位のK2以外はヒマラヤ山脈。
また、日本一高い山「富士山」は3776mで世界ランキングでいうと108位です。
世界一低い山
世界一低い山はオーストラリアのビクトリア州にある「ウィチプルーフ(ウィッチプローフ)」です。
周囲の地形から43m高く、丘ではないかと言われていましたが、今では山と呼ぶのが一般的。
また、世界一高い山はエベレストで間違いないですが、低い方は他にも候補があります。中国の山東省にある静山がそうで、周囲の地形から0.6mしか高くありません。
日本でいうと、日本一低い山として有名な大阪府の「天保山」が高さ4.53m、宮城県にある標高3mの「日和山」も候補と言えるでしょう。さらにこの2つは人工山のため、自然の山として最も低い6.1mの徳島県「弁天山」も候補です。