流域面積が世界一広い川と狭い川

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雨や雪解け水が川に流れ込む範囲を流域、その面積を流域面積と呼びます。

流域面積という字面から水が流れているところの面積と勘違いしがちですが、水を集める土地の面積のことなので注意。

それでは、流域面積が世界一広い川と狭い川について見ていきましょう。

流域面積が世界一広い川

流域面積が世界一広い川は南米のブラジルとその周辺国の熱帯雨林を流れる河川の「アマゾン川」です。流域面積は1位ですが、川の長さは2位。

流域面積を10位まで見ると以下のようになります。

河川名流域面積
アマゾン川7050000km2
コンゴ川3680000km2
ミシシッピ川3250000km2
ラプラタ川3100000km2
ナイル川2870000km2
エニセイ川2700000km2
オビ川2430000km2
レナ川2420000km2
アムール川1855000km2
マッケンジー川1805200km2

出典:理科年表

日本で流域面積が最も広い川は16842km2の利根川。ちなみに、日本全体の面積が378000km2のため、全てが流域面積であってもマッケンジー川よりも狭いです。

流域面積が世界一狭い川

流域面積が世界一狭い川は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町を流れる二級河川のぶつぶつ川。長さでも最短だったぶつぶつ川が流域面積も狭いと言われています。

正確な流域面積は出されていませんが、大きく見積もっても270m2程度。

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