漫画は小説を読まない人でも読み、多い人だと月に数十冊購入するような人もいます。電子書籍が浸透したことで買いやすくなり、続きが気になってついつい買ってしまうなんて人も少なくないでしょう。
ちなみに、今回の世界中や日本中で売れた漫画に関しては基本的に紙媒体の方で電子書籍は数に含めていません。
それでは、世界一売れた漫画と日本一売れた漫画について見ていきましょう。
目次
世界一売れた漫画
世界一売れた漫画は「クラシックス・イラストレイテッド (Classics Illustrated)」です。古典を漫画化したもので単一作家ではなく、様々な作家が描いています。
1941年から1971年に販売され、発行部数は10億部。イギリスでは2008年に復刊され、2011年にはアメリカでデジタル版として復刊しています。レ・ミゼラブルやハムレット、千夜一夜物語などが漫画化されていて、マンガで分かるシリーズの先駆けのような作品です。
また、どちらかというと教材や絵本という立ち位置に近く、漫画に含めないこともあります。その場合は、これから紹介する2位が世界一売れた漫画ということになるでしょう。
世界で2番目に売れた漫画はアメリカンコミックの「スーパーマン(Superman)」です。発行部数は6億部。
スーパーマンは映画が日本でも有名ですし、内容も勧善懲悪もので見やすい作品となっています。
また、漫画というと日本の文化というイメージもありますが、英語圏の人口が多いこともあってまだ世界一売れた作品にはなっていません。
日本一売れた漫画
日本一売れた漫画は「ONE PIECE」です。日本国内の発行部数は4億部、世界での発行部数は4億9000万部。(※2021年7月時点)
「ONE PIECE」の内容は今さら説明することもなく、国民的漫画やアニメになっているのでまだ作品に触れたことのない人はどちらかを読むか見るかしてください。
ちなみに、世界の発行部数3位の「バットマン」は抜きましたが、「スーパーマン」にはまだ届いていません。2021年内には5億部突破が期待されていて、近い将来には抜く可能性があります。
完結するまでは売れ続ける作品でしょうし、終わり方によってそれ以降の売上が大きく変わってくる作品です。