世界一大きい猫と小さい猫

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猫は犬同様に世界中でペットとして飼われている動物。日本では2017年に猫の飼育数が犬の飼育数を抜き、スーパーやドラッグストアなどのペットフードやペットグッズの販売面積も猫のほうが広くなっている気がします。

また、猫は本来、犬以上に寿命の長い生き物です。でも、猫は腎臓病になりやすく、それが寿命を短くしてしまっている主な原因。猫の腎臓病に対する薬は治験が進んでおり、近い将来、猫の寿命が20年~30年近くまで伸びることが期待されています。

それでは、世界一大きい猫と小さい猫について見ていきましょう。

世界一大きい猫

世界一大きい猫はニューイングランド地方メイン州が原産(メイン州では州猫に認定)といわれる「メインクーン」です。ジェントルジャイアントという愛称をもち、身体が大きくて賢く、遊び好きなのが特徴。

体長は1m~1.2m、体重は4~8kgになります。

世界一大きい猫だけでなく、世界一長い猫やしっぽの長い猫、背の高い猫としてギネスブックの常連です。メインクーンを飼ったときに特に大きく育った場合は、ギネスブック登録を目指してもいいかもしれません。

メインクーンはペットとして飼うことができます。大きくなるので、狭すぎる環境の人は成猫の大きさも考慮してから飼うようにしてください。

世界一小さい猫

世界一小さい猫は南部アフリカに分布する「クロアシネコ」です。名前の由来は足の裏が黒いこと。

体長は37~52cm、体重は1.1~2.4kgになり、メスのほうが小さいです。

また、ねこ科で狩りの成功率が最も高いと言われ、世界最小の凄腕ハンターという異名もあります。

絶滅危惧種に指定されているため、日本でペットとして飼うことはできません。できるだけ小さい猫をペットにしたい人は小さな妖精とも呼ばれる「シンガプーラ」がおすすめです。

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