アルコール度数(アルコール分)はお酒に含まれるエタノールの割合のこと。○%や○度と表現し、数字が大きいほどきついお酒です。
例えば、ビールなら3~9%、ワインなら10~15%、日本酒なら15度前後が一般的。
今回は世界一アルコール度数の高いお酒とビールについてお伝えします。
目次
世界一アルコール度数の高いお酒
世界一アルコール度数の高いお酒はポーランドを原産地とするウォッカの「スピリタス」です。アルコール度数は96度で、成分のほとんどが純粋なエタノール。蒸留を70回以上繰り返すことでこのアルコール度数を達成しています。
日本では消防法の第4類危険物に指定され、ガソリンと同等の厳重な管理が必要です。
また、世界一アルコール度数の高いお酒として有名で、Youtuberのネタにもされがちなお酒。
ちなみに、アルコール度数の高いお酒のランキングTOP3は以下の表のとおり。
順位 | お酒名 | アルコール度数 |
---|---|---|
1位 | スピリタス | 96度 |
2位 | エバークリア | 95度 |
3位 | ノッキーン・ボーチン | 90度 |
また、今は製造されていませんが、1920~30年代にスピリタスを超えるアルコール度数のお酒が製造されていました。それがエストニアの酒類専売公社が製造していたアルコール度数98度の「エストニア・ウォッカ」です。
世界一アルコール度数の高いビール
世界一アルコール度数の高いビールはスコットランドの「スネークヴェノム」です。アルコール度数はなんと67.5%。
スピリタスの度数を聞いた後だと低く感じるかもしれませんが、日本でよく飲まれているビールの度数は5%だと考えると非常に高いです。
アルコール度数の高いビールのTOP3は以下の表のとおり。
順位 | お酒名 | アルコール度数 |
---|---|---|
1位 | スネークヴェノム | 67.5% |
2位 | アルマゲドン | 65% |
3位 | スタート・ザ・フューチャー | 60% |