辛さはスコヴィルで表すことができ、例えばタバスコのスコヴィル値は2500~5000スコヴィルです。辛いものに挑戦する人がよく使うデスソースは100万スコヴィル。
そして、世界中に辛いもの好きや辛いものに挑戦したい人はいるようで、様々な辛い調味料が販売されています。
そこで今回は、世界一辛い調味料についてです。
目次
世界一辛い調味料(観賞用)
世界一辛い調味料はブレア社の「ブレアの午前6時(Blair’s 6 A.M. Reserve)」です。スコヴィル値は世界一辛い唐辛子ですら足元にも及ばない1600万スコヴィル。
人が食べるのは不可能で、調味料というよりは観賞用の食品添加物として扱われています。使用の際は全身防護を行い、皮膚や目を完全に保護する必要あり。ちなみに、皮膚につくだけでやけどを負います。
また、世界で999個しか製造されておらず、入手するのも難しいです。
世界一辛い調味料(食用)
世界一辛いホットソースとして有名なのがオリジナル・フアン・スペシャルティ・フーズ社が販売している「ザ・ソース」です。スコヴィル値は710万スコヴィル。
購入時に厳しい規約に同意する必要があります。
規約
- 21歳以上の購買責任が持てる大人に限る
- ソースの使用により、身体、臓器に大きな危害が及ぶ可能性があることを覚悟していること
- このソースを添加剤として使用し、直接飲み込んだり、皮膚につけたりしないこと
- 知り合いにこのソースを紹介する時、このソースの危険性を良く知らせること
- このソースの使用による事故、危害を理由に製造元・販売業者を相手に裁判を起こさないこと
また、有名なのは「ザ・ソース」ですが、それ以上に辛い調味料も販売されています。例をだすと、900万スコヴィルの「マッドドッグプルトニウム」や1350万スコヴィルの「HALLOWEEN 07 RES.」、1300万スコヴィルの「PureEvil(ピュアエビル)」などがそうです。
ちなみに、日本で辛いと話題になった「ペヤング 獄激辛ファイナル」は約91万スコビル。あれも食べられない人が出るくらい辛いものでしたが、世界は広いです。