犬は世界中でペットして飼われている動物。2017年に飼育数が猫に抜かれてしまいましたが、人気のペットであることはかわりありません。
また、犬も様々な病気にかかりますが、天寿を全うする犬が多いです。核家族や一人暮らしが増えている中で、散歩が必要なことが飼ううえでのネックになっているかもしれません。飼い主の健康維持としてウォーキングを取り入れるきっかけなどで飼うというのはおすすめ。
それでは、世界一大きい犬と小さい犬について見ていきましょう。
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世界一大きい犬
世界一大きい犬はアイルランド原産の「アイリッシュ・ウルフハウンド」です。平均体高は85~90cm、大きい個体だと1mを超えてきます。
体は大きいですが性格は穏やか、昔は貴族の飼う猟犬だったこともあり、気高さや優雅さもあります。「ジェントル・ジャイアント」という異名があるくらいです。日本でも飼うことができますが、運動量のために長時間の散歩が必要なことや大きな家が必要など飼うハードルは高め。
世界最大のアイリッシュ・ウルフハウンドは体重が80kg以上あり、2本足で立ったときには2mにもなりました。
ちなみに、スコットランド原産の「スコティッシュ・ディアハウンド」とは本種の兄弟犬種です。
また、世界で2番目に大きい犬はドイツ原産の「グレート・デーン」。体高は76~100cmで、ギネス記録は111.8cmです。
こちらも体は大きいですが、性格は友好的。「優しい巨人」と呼ばれることもあります。アイリッシュ・ウルフハウンド同様に日本でも飼うことができますが、運動量と大きな寝床の確保が課題。他にも、大型犬種は日本で飼われる室内犬と比べると寿命が短く、6~8歳が寿命となることも寂しい点です。
ちなみに、昔は犬の体重のギネス記録もあり、犬種「マスティフ」のゾルバが155.58㎏で載っていました。でも、ギネス記録に挑戦して無理な餌やりをするなどの問題から記載されないようになっています。
世界一体重が重い犬は「マスティフ」で、2番目が「セント・バーナード」です。
世界一小さい犬
世界一小さい犬はチェコ原産の「プラシュキー・クリサジーク」です。体高は20~23cm。
性格は従順で社交的ですが、甘えん坊でプライドが高いです。家の番犬には甘えん坊な性格やその小ささからあまり向いていません。もちろん、日本でも飼うことが可能。
ちなみに、プラシュキー・クリサジークは非公認の世界一小さい犬です。公認されている世界一小さい犬はメキシコ原産の「チワワ」で、体高は15~25cm。
小型犬は寿命が12年~18年と長く、日本の住宅環境的にも飼うのに向いています。