果物の甘さを表すときによく使われるのが「糖度」です。でも、糖度計が測れるのはショ糖だけで、甘さを感じる糖分はブドウ糖や果糖など他にもあります。
そのため、辛さのスコヴィル値のように甘さの度合いを完全に表現することはできません。そんな中でも世界で一番甘いと言われているお菓子や日本で一番甘いと言われているお菓子があるため、紹介します。
それでは、世界一甘いお菓子の方から見ていきましょう。
目次
世界一甘いお菓子
世界一甘いお菓子として知られるインド発祥のお菓子が「グラブジャムン」です。かんたんにいうと、シロップ漬けのドーナツ。
甘すぎるけど食べられないわけではなく、臭いものや辛いもののように吐き出してしまうということは少ないお菓子。世界一甘いお菓子として有名なので、Youtubeでもよくネタにされています。
また、同じインド発祥で世界一甘いと言われることもあるお菓子があります。それがインドのチーズをシロップ漬けにした「ラスグッラ」です。
スポンジ状のチーズはシロップをよくすっているため、グラブジャムンよりも甘いという人もいます。激甘のシロップがたくさん出てくるので飲み込みにくいです。
他にもインドには、かりんとうのシロップ漬け「ジャレビ」もあります。インドのお菓子はシロップ漬けにしがちです。
日本一甘いお菓子
日本一甘いお菓子と言われるのが長崎県平戸の郷土菓子の「カスドース」です。カステラを卵黄でからめ、沸騰した糖蜜で揚げ、冷ましてからグラニュー糖をかけたお菓子。
グラブジャムンやラスグッラと比べると断然食べやすく、美味しく食べられるお菓子です。
他に日本一甘いと言われることのあるお菓子に福岡県・長崎県の「鶏卵素麺(玉子素麺)」や福島県の「くまたぱん」、長野県の「真味糖」などがあります。