世界一甘い果物と日本一甘い果物

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果物は甘ければ甘いほど美味しいというイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。

日本で作られている果物は糖度を上げつつも美味しい品種改良をしているのでそのイメージでいいんですが、世界に目を向けたときは甘ければいいとは言えないです。

それでは、世界一甘い果物と日本一甘い果物についてお伝えします。

世界一甘い果物

世界一甘い果物はガーナ原産の「アカミチェ(ジオスコレオフィルム・クミンシー)」です。甘さは砂糖の約3000倍と言われています。

そんなに甘いならさぞかし現地民の間で重宝されているかと思いきや、甘すぎて誰も口にしないそう。2007年に放送された「世界の果てまでイッテQ!」ではすごく辛いものと甘いものを一緒に食べたらどっちが勝つかという企画で紹介されました。(結果は辛さの勝利。)

また、世界で2番目に甘い果物は西アフリカのクズウコン科の植物「タウマトコックス・ダニエリ」です。砂糖の約2000倍の甘さがあります。口に入れるとすぐに甘さを感じるのではなく、ジワジワと甘さを感じ、長く続くのが特徴。

タウマトコックス・ダニエリの甘みの成分ソーマチンは甘味料として使われることがあり、日本でも認可されています。甘さは2000倍ではなく、3000倍や8000倍と言われることもあり、こちらが世界一甘い果物とされる場合あり。

日本一甘い果物

日本一甘い果物は沖縄県で作られている「アテモヤ」です。世界三大美果の1つであるチェリモヤとバンレイシ(釈迦頭)をかけ合わせて作られた果物で、糖度は20~26度

森のアイスクリームという異名をもち、甘みが強くて低カロリー、ミネラルやビタミン類をバランスよく含んでいます。

また、日本一甘い果物として有名なのは大阪府岸和田市の桃「まさひめ」です。2015年5月に平均糖度22.2度で世界一甘い桃としてギネス記録に認定されています。最高糖度だと30度をこすこともあるとんでもなく甘い桃です。

他にも、高知県の糖度20度をこえることもある栗「四万十甘栗」も非常に甘い果物として紹介されることがあります。

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