苦い飲み物で身近なものといえば、コーヒーやビールなどがあります。コーヒーとビールは苦味成分が違いますが、どちらも苦い飲み物。
若いときは身体が毒と判断するために飲めません(※ビールの方は年齢制限があるので飲めない)が、歳を重ねると飲んでも大丈夫なものと認識するようになって飲めるようになります。そして、飲んでいるうちに苦味にも慣れ、ある程度の苦味がないと物足りなくもなるでしょう。
それでは、世界一苦い飲み物と日本一苦い飲み物についてお伝えします。
目次
世界一苦い飲み物
世界一苦い飲み物はTVで罰ゲームとしても使われる「センブリ茶」です。天然物で見出される屈指に苦い物質「アマロスエリン」が含まれており、飲んだ瞬間に非常に強い苦味を感じるのが特徴。
また、センブリ茶とは苦味の感じ方が違い、じわじわと苦くなってくる中で最も苦いと言われる「苦丁茶」という飲み物もあります。苦味成分はトリテルペンとサポニン。
ちなみに、「センブリ茶」よりも「苦丁茶」が苦い飲み物だという人もいます。苦味の感じ方は個人差がありますが、世界一苦い飲み物はこのうちどちらかと言っていいでしょう。
飲み物でないものを無理やり飲み物にしていいなら世界一苦い食べ物でお伝えしたサッカリンデナトリウムを水に溶かしたものが最も苦いといえます。
日本一苦い飲み物
日本でもセンブリは長野県や高知県の農家で栽培されているため、日本一苦い飲み物も「センブリ茶」ということになります。
他には、豆腐を作るときにつかうにがりを水に溶かした「にがり水」やゴーヤをお茶にした「ゴーヤ茶」などが日本で苦い飲み物です。